前回に引き続き、今回はバイ インテリアズのデザイナー、大城健作さんが考える「アルミハニカムパネル」の魅力に迫ります。バイ インテリアズを象徴する素材は、デザイナーたちの独創的な視点とアイデアによって、多彩な製品へと形作られてきました。アルミハニカムパネルが生み出す、都会的で洗練されたデザインのさらなる可能性を探ります。

「アルミは、誰もが口にするアルミ缶としても馴染みがあるように、清潔感を感じます。そして、天然素材とは異なり経年変化もなく、リサイクルができる意味でもサステナブルであり、“クリーン”な印象の素材です。アルミハニカムパネルは、そのクリーンな印象をより特徴づけるような軽さ、薄さ、強度を持ち合わせているので、その全てを生かすことができるプロダクトを作りたいと思いました」（大城健作氏）

「スピカ」ソファは、都会的で洗練されたライフスタイルを体現するために設計された革新的なソファシリーズです。このソファは、精密な技術を要するアルミハニカムパネルを使用したフレームと、モールドウレタンで成形された有機的なシートを組み合わせることで、従来のソファにはない新たな可能性を追求しています。シンプルでクリーンなデザインが特徴でありながら、アルミニウムのクールなシェルと流れるようなシートの組み合わせが、未来的な印象を与えます。

すべての機構はパネル内部に収められ、構造的な要素が外観に影響を与えないため、純粋な美しさを際立たせるデザインに仕上がりました。「スピカ」という名は、乙女座の中で最も明るい恒星に由来し、その輝きを放つように、空間に洗練された存在感をもたらします。

1.
シンプルかつ未来的なデザイン

アルミハニカムパネルを大胆に曲げることで、クールで無機質なシェルと有機的なシートが融合したデザインは、未来的かつ洗練された空間を演出します。

2.
機能美を追求した構造

すべての機構がパネル内部に配され、構造的な要素が一切表に出ない設計。これにより、無駄のないミニマルなフォルムを保ちながら、高い機能性も実現しています。


3.
優れた快適性


有機的なシートはモールドウレタンで成形され、体にフィットする快適さを提供します。座るたびにリラックスでき、長時間座っていても疲れにくく快適です。

「ムク」は、アルミニウムと無垢材の持つ“純粋性”を極限まで追求したシェルフシリーズです。無駄を徹底的に排除したクリーンでミニマルなデザインは、都会的で洗練された空間にぴったりです。棚板と支柱の接合部に施されたまろやかなディテールは、従来のシェルフにはない柔らかい印象を与え、シンプルでありながらエレガントな存在感を放ちます。ショット仕上げによる滑らかな表面と、鏡面仕上げとのコントラストは、素材本来の美しさを一層引き立たせ、視覚的にも触覚的にも高級感を感じさせるデザインです。

1.
サステナブルな素材使用


循環型素材であるアルミニウムハニカムパネルを使用することで、機能美とサステナビリティを両立した「ムク」は、洗練されたインテリアを演出します。

2.
ミニマルでエレガントなデザイン

無垢材とアルミハニカムパネルの組み合わせが、シンプルかつエレガントなデザインを実現。まろやかなディテールや鏡面仕上げとのコントラストが、優美な印象を与え、どんな空間にも映えます。

3.
構造的な強さと柔らかさの融合

無垢材とアルミハニカムパネルの使用により、構造的な強度を保ちながら、柔らかな印象を与えるデザイン。シンプルでありながらも実用的で、高い耐久性を保ちます。