NEW ARRIVAL

素材そのものが描く、美しい構造のかたち。
TSUZURI / KAKOMI / SUKI
このたび、籐やスティール、木材といった素材の本質に向き合い、その静けさと力強さを現代的に昇華させた新作コレクションが登場しました。
緻密な編み構造が生む軽やかさ、包み込むようなフォルム、そして静謐な佇まい。
建築的な美意識と快適性が響き合い、上質な空間に調和と洗練をもたらします。
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Designer’s Message by Tomoyuki Sakakida
籐の家具は、一見して土着的でその土地固有のものに見えてしまう傾向があります。私は改めてその軽さや柔軟性、自然の風合いをもつ利点を再認識し、現代的で洗練された籐のファニチャーに取り組みたいと考えました。
「綴(つづり)」には、つなぎ合わせる、とじる、縫い合わせるなどの意味があります。
「綴」の主たる構造と構成要素は籐です。一つ一つの部材をつなぎ合わせるように、あるいは縫い合わせるように紡いで、接合部の縫い目が意匠のアクセントとなり家具を形成しています。
籠状になっているために見た目は非常に軽快で、しなやかな弾力性のあるラウンジチェアになりました。民芸や工芸に寄りすぎない形、構造美を追い求めることで現代性を醸し出す、現代の住空間との親和性を備えたファニチャーを目指しました。
「囲(かこみ)」は、籐を背面に施し、木製のフレームと共に身体を囲みこむように構成されています。仕上げの特徴として、チェア背面の籐が印象的な素材になっています。内側の張り地は、籐もしくはファブリック・レザーなどいずれも相性が良く、チェア全体の雰囲気を変えることなく選択することが出来ます。
力の作用点が脚の根元に集中するような形、座面部が跳ね出しているような少しアンバランスな脚部の意匠が特徴的。現代の住空間に親和性を持たせるように軽快な脚部による構造美を目指しました。
撮影協力:清春芸術村 ゲストハウス「和心」